株で失敗続きの方必見!イチオシの運用ツール紹介

株式相場はタテ糸とヨコ糸で出来ている。株で失敗しないために相場の性質を勉強しよう。

最近、株式投資を勉強している方からこんな質問をいただきました。

株の勉強をしています。株式投資の投機と投資を理解することは大事ですか?」と。

私は度々「投資と投機」を話題にするため、このような質問を受けたのだと思いますが、私がなぜ、投機と投資についてよく触れるのかと言うと、やはり、それだけ大切だと思うからです。

株式投資をされている方なら日経平均株価や、個別株の相場は毎日確認されていると思いますが、その値動きから、どんな方達が株を売買しているかイメージできますか?

株を勉強しよう!相場は、タテ糸とヨコ糸で出来ている。

私は、株のデイトレードに興味を持って投資をはじめたので、やはり最初はデイトレード本、チャート分析本ばかり読んでいました。どの本かは言いませんが、お金儲けのために出版された薄っぺらい本も多かったです。そんな本ばかり読んでいた為、知識が偏っていたなーと思います。

いろんな投資本を読んで思うのは、短期トレーダーの方は長期運用法を、長期トレーダーの方は、短期トレードの基礎は抑えておいてください。くれぐれも、自分は短期トレーダーを目指しているから、長期トレードのことは知らなくていい!とは思わないでください。

なぜかというと、投機と投資どちらかとしか知らないと、視野が狭くなりやすいので、大局的な視野に立つのが難しくなります。一言でいえば、「木を見て森を見ず」ってやつです。

ファンド・マネージャーの矢口新さんの言葉を借りるならば、相場は、タテ糸(短期投機家)とヨコ糸(長期投資家)の需給で成り立っているからです。

短期的な視野しか持てないと、「ハイボラティリティ(急騰・急落)」など、縦の値動きの対処は上手くなりますが、「大きなトレンド」 や「時間の概念」 といった横糸を軽視しがちです。逆もまたしかりで、○○ショックなどの大暴落で逃げ遅れるのはトレーダーとは無縁の個人投機家が多く、彼らは縦糸の性質を理解していない場合が多いです。

株を始めたばかりの頃は理解するのは難しいかもしれませんが、投機家と投資家の双方の運用方法を理解して、それぞれが相場に与える影響を理解すれば、今、目の前で起こっている値動きの内部構造を捉えやすくなるはずです。

投資家がトレンドを作り、投機家がボラティリティを作る

一般的に「投資家がトレンドを作り、投機家がボラティリティを作る。」と言われています。

株価が上がる仕組みは、ざっくり言えば、買いたい人が売りたい人を上回る状態が続くことと、一度買ったらなかなか株を売らない投資家がどれだけいるかで成り立っています。ここでいうトレンドとは、長期的なトレンドを指します。

投機家の特徴(タテ糸)

まずは、投機が相場に与える影響を見てみましょう。

投機家は、買った株をその日、あるいは数日後には売ります。買った株は直ぐに売ってしまうため、短期的に株価を上下に振ることはできても、長期的なトレンドを発生させることはできません。急騰した株が元の株価にすぐ戻るのは、投機家が株価を上下に振っただけで投資家の資金など入ってないからです。

投資家の特徴(ヨコ糸)

一度株を買ったらなかなか手放さない長期投資家が居るからこそ長期的な上昇トレンドが発生します。一番分かりやすい例が、政府・日銀の買い支えかもしれません。

どれだけ買い支えているかは、このグラフで分かります。

ETF買い支え

現在の相場は歪んだ相場と言われていますが、日銀のETFの買い支えがなければ、相場状況は今と大きく変わっていたことでしょう。黒田総裁は、株価とETFの買いに関係性は無いと述べていますが、強い相関関係があることは明らかであり個人的には疑わしく思っています。

ちなみに、日銀ETF買い入れ額は、16年度5兆5870億円、17年度6兆1729億円と、年5兆円ペースで買い支え、日本株の大株主になっています。

相場を勉強をすれば、株式投資はもっと上手くなる。

投機家のおかげで相場に流動性が生まれ、投資家のおかげで株価は上昇していくわけですが、投機家も投資家も、同じ土壌で戦っていますので、それぞれの役割をきちんと把握しておけば、立ち回りが上手くなります。

縦糸と横糸について、もっと知りたい方は、是非、矢口新さんの『実践 生き残りのディーリング』を一読してみてください。語彙が豊富で、難しい用語が出てきますので、株を始めたばかりの初心者さん向きではないかもしれませんが、株の勉強には良い教材だと思います。